トーク:1995年度 (平成 7年度)

提供: 八中・小山台デジタルアーカイブ
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この一年、いろいろなことがあったなと思います。オウム関連の事件からフランスの数回にわたる核実験、ボスニアの和平、 イスラエルの首相暗殺や住専問題など。それと同様に、小山台高校でもいろいろな変化がありました。新二年生から、文・理系と分かれ、ドイツから交換留学生として七名が夏休みに来ました。又、生徒会・不成立のために後期生徒会が中止されました。そのため、小山台の行事を記事として扱う菊香作成ではどうしようかと委員長として迷ったりもしました。(菊香第28号 菊香作成委員長 上野美恵子) 平成7年(1995)|この年度に本校で初めての推薦入試を実施し、男子36名:女子32名(定員の2割)が合格した。 平成4年度に導入された月1回の学校週5日 制は月2回に拡大した。 水上温泉の勉強合宿に136名が参加した。 平成7年(1995)1月神戸地方は大震災に襲わ れた。このとき2年B組の市橋綾子さんと関奈 津子さんの2人は、春休みに新聞のボランティ ア募集(大学生を中心としたボランティアグル ープ主催)の記事を見て応募した。交通費等は 自己負担で神戸に赴き、三ノ宮周辺で主として 「炊き出し」のボランティア活動に参加した。 最も危険とされた家屋(赤紙が貼られている〉 の斜めになった床に7日ほど宿泊した。高校生 ということで概ね感謝された。しかし「ボラン ティアと称して見に来るな」等の看板が至る所 に建てられていて「ボランティア活動は本当に 相手にとって喜ばれることなのか。」「すべての 人に喜ばれるということありえない。」等ボラ ンティア活動の難しさも学んで帰京した。 この2人が3年生になってから合唱コンクー ル,水泳大会,運動会(2クラス合体だが)の どれにおいても率先して級友をよくリードし た。いずれもB組が優勝に導かれたのは果たし て単なる偶然だったのだろうか。 (八十周年記念誌より)